アライ社製の「アストロ-GX」は、フルフェイスヘルメットとして市場で高い人気を誇っています。しかしながら、「見た目がダサい」や「イマイチ」といった否定的な声も少なからず耳にすることがあります。本日は、元バイクショップ店員である私がそのアストロ-GXに関する世間の声についてお伝えします。
アストロ-GXはダサい?辛口の声
アストロGXの目立つデザインは、シェルの細長い形が気になるところをカバーしていますが、無彩色のものではだらしなさが際立ってしまいがちです。
また、スポイラーの形状も批評の対象となっています。エアインテークについてはその風貌に不評が集まっており、多くの人に奇妙に映るようです。
アライヘルメットのファンとしては、アストラルXの洗練された造形を放棄してまでアストロGXを選ぶ理由がわかりにくいという意見もあります。
ここ最近発売されたアストロGXは、ヘルメット内へのアクセスがしやすく改善されていますが、額部分のロゴ付きインテークデザインには賛否が分かれる傾向にあります。アストロGXを実際に使用している人々には遺憾ですが、以下のような気になるポイントが挙げられています。
- 後頭部についた余分な配備
- 前額部のダクトの見た目の問題
- 純正のミラーシールドが提供されていないこと
アストロGXというなんとも野暮ったい名前に対して、アライの社内で異を唱える声はないのでしょうか。技術者が多く、上からの決定が強い企業文化が垣間見えます。
白色を購入したことを後悔しつつも、デザインには愛着を感じるようです。アストロGXのベンチレーションやスポイラーが丸過ぎるという声も寄せられています。
アライブースにはラパイドネオの新色も展示されていました。定番の色に加えて、黄色のモデルも求められているようです。また、vz-ramの桜カラーが特に好評で、アストロGXのラインナップにも含めてほしいとの要望が出ています。
今後は二種類のヘルメットを使い分けることを決めました。x-fourteenは高速域での快適さ、アストロGXは脱着のしやすさと通気性の良さがポイントですが、風切り音の面ではショウエイのモデルと比較して劣るという声もあります。
- あまり魅力的でないエアインテーク
- 地味な単色デザイン
- 見た目が悪いスポイラー
- 名前のセンスに疑問
- ショーエイの製品より風切り音が気になる点
アストロ-GXのインテークは、左右の頭部に一つずつとAraiのロゴ下、マウス部分に配置されています。ロゴの下にあるインテークは斬新さを感じる一方で、目立ちすぎてダサいと思われることも。
他にもスポイラーのデザインや製品名に関する否定的な意見が散見されます。ショーエイのヘルメットと比べると、風切り音が大きく感じられるという評価も確認されています。
アライのアストロ-GXに対する好意的なフィードバック
ついに購入を決断しました😀💦節約が必要になりますね😅これまでにQuantum JからGT-AirⅡ、そしてアストロGXへとヘルメットを替えてきました。GT-Airでは風切り音が気になっていたのですが、アストロGXではその点はどうだろうかと考えています🤔。プロシェードも取り付けてみました😁
#アストロGX pic.twitter.com/S5kA9r4N85
滑らかな外観を持つアストロGXです。ベンチレーション機能では、フロントロゴダクトやGフローダクトからの空気流入量を大きく改善し、またGTスポイラーはヘルメットにかかる風圧を効果的に逃がすことで首へのストレスを軽減し、内部の暖かい空気もしっかりと排出してくれます。既に使用されている方々の感想はいかがですか?
鈴鹿Rdでアライヘルメットからサポートを受けた #アストロGX !!車検では『えっ、これ何?初めて見たよ?』なんて言われながら、車検通過まで少し時間がかかったのは秘密のエピソードです。
さて、アストロGX本体についてですが、特に次の3つの点が大きく改善されています。
- 高速時の安定性が向上
- 通気性が改善
- 風切り音を低減
アストロGXの購入を検討している方は是非ご検討ください! https://t.co/8Zd6UK8vT5 pic.twitter.com/1vWwuNLPvJ
走行テスト中のアストロGXはめちゃくちゃ快適! pic.twitter.com/nSRxH4rKIm
高速道路を利用して気づいたのですが、アストロGXは前のモデルより全然ブレない感覚がありました😀。後部のスポイラーの影響か、あるいは姿勢との相性が良いのかは定かではありませんが、非常に良好でした🤔。顔が長く見えるけど、実際に自分の顔も長いし、気にすることはありませんよ(笑) pic.twitter.com/DYE7g3gqFG
REIVLOGを見て、アストロGXの涼しさが分かりました✨。選択肢が増えると、どれを買うかますます迷いますね。ジョナサン・レイの新しいカラーを待ってから決めようかな🤔✨。RX-7Xは頭部に風がかなり入ってきます。脱着時に少し固いですが、快適さは抜群です。ただし、風が入るために少し音が大きいかなという感じです。
もちろん、ダサいとかカッコ悪いなどの悪いレビューばかりではありません。アストロ-GXの特徴としては、良い口コミも非常に多いことが挙げられます。
- 通気性が優れているため、ヘルメット内の熱をうまく逃がせる
- 高速走行時に安定性が高い
- 非常に快適
- 走行中にヘルメットがブレない
このように、通気性の良さや高い安定感、ブレない構造に関するポジティブなフィードバックが目立ちます。これらは実際にアストロ-GXを使用しているユーザーの満足の声にもつながります。
アストロ-GXの特徴やメリットがやばい
優れた換気機能
- フロントロゴダクト
- Gフローダクト
- GTリアスポイラー
- サイドのインナーダクト
- マウスパートシャッター
レビューで頻繁に言及される通り、アストロ-GXはその抜群の通気性で快適な乗り心地を提供するヘルメットです。走行中に生じる風を効果的にヘルメットの内部へと導き、内部の空気の流れを良くする機能が秀逸です。
空気を取り込むシステムだけでなく、空気の排出を助けるベンチレーションシステムもアストロ-GXの際立った機能です。特に熱く湿気の多い夏の日においても、このヘルメットであれば快適なバイクライフを満喫できる事でしょう。
曇り防止機能の優位点
- IPディフレクター
- ピンロックシート搭載
シールド周辺に設けられたIPディフレクターは、外部から取り込んだ新鮮な空気をシールドへと導くことで、曇りを効果的に抑える役割を果たします。外気をコントロールすることにより、視界をクリアに保ちつつライディングを快適に進行することが可能です。
また、温度差によるシールドの曇りを防ぐため、ピンロックシートを採用しています。このシートを取り付けることで、シールドは二重構造となり、空気層が形成されるため、クリアな視界を保ちやすくなります。
アストロ-GXの視界クリアリティは、IPディフレクターやピンロックシートの存在によって大きく支えられています。特にピンロックシートは、廉価版フルフェイスヘルメットには見られない特徴であり、アストロ-GXを選択する際の魅力的なポイントです。
便利なスモークシールド機能
アストロ-GXのヘルメットには、外から簡単に操作ができるスモークシールドが装備されています。通常使用時は透明のシールドを通して視界良好ですが、夕暮れなど日差しがまぶしい場面では、手軽にスモークシールドに切り替えることができます。
このような柔軟な光の調節機能がアストロ-GXの魅力の一つです。眩しさを感じた時に、移動しながらでも素早くシールドの切り替えが可能な点がとても便利です。
別売りのスモークシールドを購入する必要がないため、コスト削減にも寄与します。もちろん、常にスモーク状態を好む方はシールドをスモークタイプに交換することも可能です。
アストロ-GXのデメリット
・ エアインテークのデザインが魅力に欠ける
・ 価格が高めに設定されている
エアインテークのデザインについての賛否
先述のレビューにもあるように、エアインテークの見た目について否定的な意見が散見されます。特に、Araiブランドのヘルメットで目立つのは、ロゴのすぐ下に位置するエアインテークです。
この部分にインテークが配置されていることで、ロゴが浮き出たような見え方をしてしまい、スタイリッシュでないと感じる方が少なくありません。
しかし、ヘルメットの利便性や快適性を追求する上で、このような設計は避けられないものです。そのため、見た目の問題は多少許容する必要があるでしょう。結局のところ、ヘルメットは着用してしまえば、自分自身からは鏡を除いてみることはないわけですから。
価格が高め
本モデルは、小売希望価格が税込58,300円と、市場にあるフルフェイスヘルメットと比較しても高価格帯に分類されます。
だが、その価格に見合った高品質と快適な使用感が期待できるため、質の良いフルフェイスヘルメットを求める人には推奨される選択肢です。時間をかけて使用すれば、その価値が割安感として実感されることでしょう。
アストロ-GXの種類
- アストロ-GX ソリッド
- グラスホワイト
- ブラック
- グラスブラック
- モダングレー
- プラチナグレーF
- SPINE
- WHITE
- RED
- GREEN
- FACE
- RED
- BLUE
- GRAY
- CHECKER
- WHITE
- YELLOW
- RED
- ROCK
- MULTI
- BLUE
アストロ-GX 各色のバリエーション
- グラスホワイト
- フラットブラック
- グラスブラック
- モダングレー
- プラチナグレーF
SPINE WHITE・RED・GREEN
- SPINE WHITE
- SPINE RED
- SPINE GREEN
FACE RED・BLUE・GRAY
- FACE RED
- FACE BLUE
- FACE GRAY
CHECKER WHITE・YELLOW・RED
- CHECKER WHITE
- CHECKER YELLOW
- CHECKER RED
ROCK MULTI・BLUE
- ROCK MULTI
- ROCK BLUE
アストロ-GXと他のヘルメットの比較
長所1 | 衝撃を上手く逃しやすい安全性 | アグレッシブなデザイン | レースやスポーツ走行に優れた空力性能 |
---|---|---|---|
長所2 | 通気性の高いヘルメット | サンバイザー付きまぶしくない | 圧力解析から最適化されたベンチレーション |
長所3 | PINLOCKシート曇りにくい | PINLOCKシート曇りにくい | 前モデルと比較して視界をが5mm広い |
規格 | SNELL規格JIS規格 | SNELL規格JIS規格 | SNELL規格JIS規格 |
重量 | 1,585g | 1,415g | 1,582g |
小売希望価格 | 63,800円 | 58,300円 | 74,800円 |
評判 | 評判 | 評判 | 評判 |
購入 | 購入する | 購入する | 購入する |
FAQ – アストロ-GXについてのお問い合わせ
アストロ-GXのグラフィックモデルであるSPINEやFACEなどは、生産量が年間を通じて制限されている為、タイミングによってはお求めいただけない場合もございます。しかし、ソリッドモデルに関しては常に在庫を持っておりますので、安心してご購入いただけます。なお、シールドのみの交換も対応しております。
スモークシールドは格好良さが魅力ですが、夜間や暗い環境では視界が悪くなる恐れがありますのでご注意ください。アストロ-GXには、日差しが強い時などにとても便利なワンタッチ操作のサンバイザーが搭載されています。
普段からクリアシールドを装着しておき、必要に応じてサンバイザーを使用するほうが、実用性に優れている可能性が高いです。
内装は全て取り外して洗濯することができますので、汚れたり汗の匂いが気になったりした場合、清潔な状態を保つことが可能です。
アストロ-GXは「エコピュアー」という、抗菌作用を備えた内装を採用しており、雑菌の増殖を防ぐ効果があります。しかし完全に雑菌を防ぐわけではないため、適切なメンテナンスが重要です。
内装が劣化した場合には、新しい内装に交換することもできます。
まとめ
アストロ-GXブランドのヘルメットは、スタイルに関していささか評判がイマイチかもしれません。しかし、その独特の形状は通気性を向上させるために必要なのです。
見た目を差し置いても、このフルフェイスヘルメットは快適さや安全性に優れているため、スポーツバイク愛好者には間違いなく推奨できるアイテムです。