CB250Rが不人気なのはなぜ?
市街地での目撃例は少なくないCB250Rですが、製造本数の視点で見ると、人気が低いバイクカテゴリに分類されます。以下は、ホンダが公表した2022年の国内販売実績を表したランキングです。
ランキング | モデル名 |
---|---|
1位 | レブル250 |
2位 | GB350 |
10位 | CB250R |
CB250Rが低人気を呈している要因には、どんなものがあるのでしょうか?
CB250Rの微妙なポジション
- レブル250は、アメリカンタイプの個性的デザインと取り回しやすいエンジンパフォーマンスが人気の理由。
- GB350は、レトロなスタイルと心地よいエンジンの鼓動が、リラックスドライブや余暇活動に向いている。
CB250Rにおける売上減少の要素
2022年度の情報によると、CB250Rは前述のモデルに対して以下のような点で不振が見受けられます。
- CB250Rは「ネオスポーツカフェ」という独自の位置付けが微妙。
- デザインと性能が特に際立っておらず、魅力に欠ける。
- レブル250やGB350と比較しても、割高感が否めない。
250ccクラスの販売台数比較
上に挙げた点を考慮するとうなずける結果、250ccクラスのバイク販売台数ランキングでは10位へと落ち込む結果となっています。
後悔と不評な点の集計結果
ソーシャルメディア上では、多くのユーザーが「CB250Rが非常に扱いやすい」との意見を述べています。しかしながら、ユーザーの間で不評な点や後悔する要因が存在しないわけではあるまい。そこで、本ブログが独自に実施したアンケートの結果をご紹介いたします。
1.物足りなさを感じる場面
CB250Rは、排気量249ccのエンジンを搭載しており、街乗りや自然を楽しみたい時のツーリングに適しています。ただし、発進加速や快適な巡航を期待する方には、満足感に欠けるかもしれません。特に坂道での登りや追い越し時には、パワーが不足していると感じる瞬間があるかもしれません。
2.燃費の現状
調査によると、CB250Rの平均燃費は35~40km/Lという結果が出ています。250ccクラスのバイクとしては燃費性能は悪くなく、むしろ良いと言えるでしょう。しかしながら、日々の通勤や通学が主な用途である場合は、
ダサさの象徴
どうしてもCB250Rのリアの不釣り合いな短すぎるクソ長いフェンダーが目についてしまう。
ヘッドライトが暗い
カスタムパーツの不足
マイナーな車種ということが明らかになると、カスタムパーツを製造しているメーカーも積極的に製品開発を行わなくなります。パーツの交換によって見た目をグレードアップできる可能性があるため、そのような車種に対するパーツ不足はとても残念なことです。
6.高速道路向きではない
CB250Rはスクリーンが装備されていないため、高速での走行時には強風が直接運転者に当たり疲労が蓄積しやすいです。小さなスクリーンを追加することで、この影響をある程度軽減できます。
さらに、このバイクは単気筒エンジンを採用しているため、高速での回転数が上がると振動が生じてしまい、長時間の運転では手がしびれてしまうことがあります。
7.足つきが悪い
8.小さい
9.加速のもたつき
排気量が250ccと余裕のあるサイズなので速度は十分に出ます。しかし、時折、加速に物足りなさを感じることがあります。単にマフラーを交換するだけでもパワーが向上するため、改善の余地はあります。
10.その他の注意点
- クーラント漏れの問題があります
- ギアポジション表示が見当たりません
- ヘルメットを置くためのメットホルダーが装備されていません
- 荷物を固定するフックがついていないこともあります
- ギアが抜けやすい場合があります
- 長時間の走行ではお尻が痛くなることがあります
- 全体的に安っぽい印象を受けることがあるかもしれません
- 前傾姿勢で乗る設計になっており、乗りづらさを感じることがあります
- ブレーキの効きが悪いと感じる場合があります