モンキー125のセパハンを徹底比較！選び方から取り付け手順まで

モンキー125にセパレートハンドルを装着することをご検討中の皆さんへ。ハンドルを交換する際、通常のバーハンドルからの変更方法は直感的に理解しやすいですが、セパレートハンドルへの変更はやや複雑に感じられるかもしれませんね。

そこで、この記事では、モンキー125のセパレートハンドルの利点と欠点、さまざまなタイプ及び取り付け方を、オススメ商品とともにご紹介します。セパハンにチャレンジしたい方は、ぜひ参考にしてください。

モンキー125セパハンのメリットデメリット

セパハンにする大きな魅力は、そのスタイリッシュな見た目にあります。多くのライダーがバーハンドルよりセパハンのスリムなフォルムを好む傾向にあるようです。

しかし、見た目以外では欠点も見受けられ、前傾姿勢が必要なため、腰痛を抱えるライダーには長時間のドライブが厳しいことも。さらに、セパハンへの取り付けにはトップブリッジの取り外しが伴い、メカニック経験の浅い方には挑戦的な作業となるでしょう。

セパハンへのカスタマイズを考えているなら、より快適なポジションがとれるローダウンシートへの交換も一考の価値があります。

モンキー125のセパハン化に必要なパーツや道具は？

モンキー125のカスタマイズにおいて、セパレートハンドル（セパハン）を装着する際には、いくつかの部品と工具が必要となります。セパハン化のプロセスは、車両のハンドリングに影響を及ぼす重要な改造のひとつです。正確な作業を行うためには以下のアイテムが不可欠です。

セパハンと穴あけ工具について

• セパレートハンドル
• バーエンド
• ドリル

φ39mmまたはφ41mmのセパレートハンドルであれば、様々なタイプのハンドルが使用できます。セパハンに改造する際、ショートワイヤーへの変更が一般的ですが、モンキー125用のショートワイヤーは市場に出回っていないため、純正品をそのまま活用することになります。

工具に関しては、取り外しに必要な基本的なものと、もし汎用ハンドルを選ぶ場合、スイッチボックス用の穴を開ける作業が追加されるため、ドリルが必要となります。お手元にない工具は、レンタルサービスを利用することで、コストを節約することが可能です。

モンキー125のセパハン取り付け工賃について

自分で整備するのが苦手な方や初めての方にとって、セパハンの取り付けはなかなか手強い作業かもしれません。その場合、取り付けの工賃の概算としては、ハンドルの交換だけであれば大体1万円から2万円程度が相場となっています。

もしトップブリッジの交換も行う場合は、工賃が3万円以上になる場合もありますし、穴開け加工が必要になったり、取り外す部品が増えた場合はさらにコストが上がる可能性があります。そのため、一口に「これだけの金額です」とは断言できません。

具体的な費用を知りたい場合は、整備を依頼しているショップに直接お問い合わせいただくのが確実です。

モンキー125のセパハンカスタム方法

モンキー125をセパハンスタイルに変える際、直径41mmや直径39mmの汎用セパハンが選択肢としてあります。この違いは、モンキー125のフロントフォークの太さによるものです。取り付け部分の直径は39mmで、一方でフロントフォーク上部の直径は41mmなのです。

具体的な作業手順を説明します。

直径39mmのセパハンを選ぶ場合は、41mmまで拡大して取り付ける必要があります。拡大方法は多種多様ですが、力を要する作業であることが多いでしょう。一方、直径41mmのセパハンを使う場合、先端部分を若干拡げることで簡単に取り付け可能です。ただし、39mmにフィットさせるためには、内部に1mmの厚さのカラーを装着する必要があります。

市販で39mmから37mmへの変換カラーは入手可能ですが、41mmから39mmへの変換用カラーは販売されていないため、自作が必要となります。1mmの厚さをもつカラー材質は、アルミ板など加工し易いものを使用してください。

どちらの直径のセパハンも取り付け可能ですから、ご自身の好みや作業のしやすさで選んでください。また、オーヴァーレーシングからは専用のセパハンキットも市販されておりますが、トップブリッジが含まれるためお値段が約6万円からとなります。費用を抑えたい場合は汎用タイプのセパハンの利用をお勧めします。

モンキー125セパハン

汎用41φセパハンの詳細

ライズコーポレーションから市場に投入されているφ41㎜サイズのセパレートハンドルです。本製品はブラックカラーのみの提供となっております。

汎用φ39ｍｍセパハン

Szmsmyブランドから出ている汎用セパハンは、φ径に39㎜もしくは41㎜から選べるオプションがありますし、お好みでブラックやシルバーのカラーも選択できるので、自分のスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。

また、価格も手頃な2,600円でありながら、バーの取り付けがシングルポイントで固定されるため、もし２ポイントの固定方式がお好みであれば、そのタイプを選ぶことをお勧めします。

デイトナ

デイトナから発売されている汎用セパレートハンドルには、ホルダーの色としてゴールドかブラックがお選びいただけます。また、バーのデザインとしてはアングルタイプとストレートタイプがございます。

オーヴァーレーシング

オーヴァーレーシングのスポーツライディングハンドルキットは、セパレートハンドル（セパハン）スタイルへの変更が可能なセットです。トップブリッジが含まれており、ハンドルエリアをトータルで刷新することができます。また、高さ調整ができるスペーサーが付属しており、ハンドルの幅も調節が可能です。このキットで必要な部品は全て揃っています。

モンキー125セパハン比較

φ39㎜のセパハンをお探しなら、Szmsmyがおすすめです。コストパフォーマンスが高く、試しに使用するにもリスクの少ない価格帯です。

デイトナの商品はやや価格が高めですが、ホルダーのカラーやバーの角度を選択できるのが魅力です。

オーヴァーレーシングのセパハンは、トップブリッジが付属しており、カスタム性が非常に高い製品となっています。

多くの汎用セパハンが市場に出回っていますので、お好みに合わせてハンドルを選びましょう。

モンキー125セパハンまとめ

快適性は別としても、セパレートハンドルへの変更は外見におけるインパクトが非常に大きいです。カスタマイズが趣味の方や、見た目の新鮮さを求める方にはぴったりの選択肢と言えるでしょう。モンキー125にセパハンを装着して、スタイリッシュなバイクへと変身させましょう。

この記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。