このガイドでの目次では、2台、3台、4台のB4FMデバイスをペアリングする方法を掲載していますので、ご自身のニーズに合ったセクションを選んでお読みください。
B4FMのペアリング手順は?
2つのB4FMデバイスをペアリングするためには、それぞれが異なる手順を実行する必要があります。
ペアリングモードへの切り替え方法
すでに電源が入った状態で、①および➁と表示されたインターコムボタンを同時に約2秒間押し続けます。ランプが赤と青で交互に点滅し始めたら、ペアリングモードの準備が整ったというサインです。
インターコムボタンは、ヘルメットのマークが描かれたボタンのことです。
まず、①番のインターコムボタンを単に一度押します。するとランプの点滅が赤青から青のみの点滅に変わり、これでペアリングが成功したことになります。
ただし、これだけではまだ通話を開始することはできません。通話を開始するには、さらに次のステップを実行する必要があります。
通信開始の手順
まずインターコムボタン(①)を一度だけ押します。そうすると3~5秒後に、インカム上のインジケーターライト(②)が赤と青に点滅し始めます。これが確認できたら、二つのインカムデバイス間での通信が確立したということになります。
インカム通信の切断方法
インターコムボタンを一度押すことで、インカム通信がオフになり、ランプが青色に点滅するようになります。これは、ボタンの「①」または「➁」の部分を押すことで行えます。
3台のペアリング方式
3台のペアリングプロセスは、あたかも1台が他の2台のコミュニケーションを取り持つ役割を果たすかのように進められます。最初に行うのは、2台のインカムをペアリングすることです。そしてペアリングが完了した1台のインカムと、まだ接続されていないもう1台のインカムとを結びつけます。
①と➁のペアリング方法
まず、①と➁の電源を入れてください。この状態で、インターコムボタンと音量アップのボタンを約2秒間、同時に押し続けます。ランプの色が赤と青に交互に点滅するようになったら、ペアリングモードが有効になっています。
次に、①か➁のどちらかのインターコムボタンを一度だけ押します。ランプが赤青点滅から青色でのみ点滅するように変われば、ペアリングが正常に行われたというサインです。
➁と➂のペアリング方法
まず、➂の電源を入れます。次に、➁か➂のインターコムボタンと音量のダウンボタンを同時に押し続けます。この操作でランプが赤と青に交互に点滅するようになったら、ペアリングの準備ができています。
その後、➁か➂のどちらかのインターコムボタンを一度押すと、ランプの点滅が青色のみになります。これで、ペアリングが成功したことを示しています。
①と②間のインターコム通信手順
①または②に表示されるインターコムボタンを一度押下し、3秒から5秒後にランプが赤と青に交互に点滅した際には、2台のインカムが通信を開始することを意味します。
2台目と3台目のデバイス間での通信方法
2台目もしくは3台目のデバイスのインターカムボタンを2回素早く押してから、3秒から5秒後にランプが赤と青に交互に点滅するのを確認してください。これにより、2台のデバイス間での通話が開始されます。
通信が行われている間、3台のデバイスは全て赤と青に交互に点滅する状態を示します。
2台目と3台目との通信を行う際は、ボタンを2回押す操作が必要になる点にご注意ください。
インターコム通信の終了方法
インターコムボタンを①もしくは➁のいずれかを一度押下することにより、当該インターコム通信が終了します。その際、対応するランプは青色に点滅状態となります。なお、この操作を行っても➁と➂間のインターコム通信は継続されます。
インカム通信の切断方法
インターコムボタン(➁あるいは➂の位置にある)を2回連続で押す操作を行うことで、インカム通信をオフにすることができます。この操作をすると、インカムのランプが青色で点滅を始めることが確認できます。この手順を完了すると、3台の機器間の接続も同時に解除されることになるので注意してください。
4台同士のペアリング手順
前回は3台のペアリングでしたが、今回は4台でペアリングする方法を説明します。イメージは3台の時と大きく変わりません。3台の場合は1台が2台と繋がる役割を果たしましたが、4台の場合はその仲介となるインカムが2台となります。そのため、手順としては、まず2台のインカム同士をペアリングし、残る2台をそれぞれ異なる仲介インカムに接続する形でペアリングを行うのが基本です。
➁と➂を連携させる方法
➁と➂の機器が起動している状態で、インターコムボタンと音量ダウンボタンを同時に長押しします。その後、ライトが赤と青に交互に点滅し始めたら、ペアリングモードが起動したサインです。
続いて、➁または➂のインターコムボタンを軽く押してください。すると、ライトの点滅が赤青から青のみの点滅に切り替わり、ペアリングの成立を意味します。
①と➁のペアリング方法
まず、①と➁のインターコムボタンと音量アップボタンを同時に長押ししてください。およそ2秒間押し続けることで、ランプが赤と青の交互に点滅するようになります。これでペアリングモードが起動します。
次に、①か➁のインターコムボタンを軽くタップしてください。ランプの点滅が赤青から青の点滅へと変わったら、ペアリングが成功したことを意味します。
3番と4番をペアリングする方法
まず、3番と4番のインターコムボタンと音量アップボタンを同時に約2秒間長押しします。ランプが赤色と青色に交互に点滅することを確認できれば、ペアリングモードに正しく移行しています。
その後、3番または4番のインターコムボタンを迅速に2回連続で押しましょう。ランプの点滅が赤と青の点滅から、青のみの点滅に変われば、ペアリング作業が成功したことになります。
インターコムボタンによる通信開始方法
インターコム機能を用いて二台のインカム間で通信を開始するには、➁または➂のインターコムボタンを素早く2回押してください。その後、3から5秒の間にランプが赤と青に点滅することを確認すれば、二台のインカム同士の通話が開始されています。
インターコム通信の開始手順
インターコムボタン①あるいは②を一度押して、3~5秒経過した後にランプの赤と青が点滅した際は、2つのデバイス間での通信が開始されたことを意味します。
➂と④の通信について
通信を開始するには、①または➁のインターコムボタンを一度押下します。押下後3-5秒経過するとランプが赤青に点滅を開始し、そのサインで2台のインカムが通話を開始したことを示します。
インカム通信の切断方法
インターコム機能において、特定の通信を停止するには、対象となるインターコムボタンを2回押します。これを行うと、当該通信はオフとなり、インカム装置のランプは青色に点滅を始めます。なお、この操作を行っても、他のインカム同士の通信は影響を受けずに継続されます。
インターコムの通信切断方法について
インターコムボタンの①あるいは➁のいずれかをシングルクリックすることで、対応するインカム通信がオフになります。これによりランプが青色に点滅を始めます。なお、➂と④のインカム間の通信は引き続き維持されます。
インカム通信の切断方法
インターコムボタンの➂もしくは④を単独で一度プッシュすることで、インカム通信を解除することができます。その際、ランプが青色に点滅し、こうすることで4台との接続が同時に解除されます。
最後に
B4FMデバイスのペアリングの手順に関する説明をしましたが、かなり緻密な工程を要するなと感じました。手間がかかるものの、機能性に優れながらも、8,499円という手頃な価格で手に入る点は大きな魅力と言えるでしょう。予算を抑えたいが品質にもこだわる方には、適した選択かと思います。さらにシンプルなペアリング手順で、確かな品質を求める方には、私の愛用しているユーザーも多いビーコム製品を推奨します。