ホンダのCRF250Lは、オフロードから普段使い、さらにはツーリングまで幅広く活躍するバイクとして人気です。しかし、実際に走行してみると、少しパワー不足を感じると感じることもあるでしょう。
そんな時におすすめなのが、ご自身で行えるCRF250Lラリーのパワーアップ方法をご紹介します。純正よりもパワフルな走りを実現できれば、バイクライフをより一層楽しむことができます。
CRF250Lのフルパワー化で速さは体感できるのか?
バイクは工場を出るときにはパワーダウンされていることが多く、その真の性能を発揮できるように制限を解除することができれば、隠された魅力が解き放たれます。
覚えておきたいこと!フルパボー化のコツ
一般的に、バイクの速さを追求する場合、排気量の大きいものほど高速になるといわれています。パワーアップは多くのバイカーの夢ですが、重要なのは、ただ速くするだけでなく、バランスよくパワーアップを目指すことです。
フルパワー化に欠かせない5つの方法
・ エキゾーストマフラーの交換
・ エアクリーナーの交換
・ ECUの書き換え(代替案としてFIコントローラー)
・ 305ccボアアップキットの装着
・ バッテリーの更新
加えて、フルパワー化を追求するなら、車体を軽くすることも忘れてはなりません。CRF250Lの軽量化に貢献する53種類のカスタムパーツに関する詳細記事も合わせてご確認いただけると幸いです。
1.エキゾーストマフラーの交換
バイクの性能をフルパワーに引き上げるためには、マフラーの交換が不可欠です。ただ一つパーツを換えるだけで、車体の軽量化とパワーアップが同時に実現可能です。
2.エアクリーナ交換の効果
エアクリーナをハイフロータイプに換装することで、エンジン性能の向上が期待できます。より多くの空気を吸い込み、力強く排出することが、パワーアップの秘訣です。
CRF250Lのエアクリーナは、1万キロごとに交換するのが目安とされています。そして、洗浄して再利用可能なハイフロータイプの社外品は、多くのユーザーから高い支持を得ています。
1.ZETA製
洗えて繰り返し利用可!高性能エアフィルター
高い吸気性能を持ち、砂塵や微粒子に対する捕集効果もアップしたこのフィルターは、馬力向上の要因となります。丈夫で耐久性もあり、高温環境下での使用にも耐える品質を誇ります。
2.K&N製
- フィルターを通過する空気の流量を向上させるフィルターチャージ機能を搭載!
- 細かなホコリやゴミをしっかりとブロック!
- 洗浄して再利用可能でコストパフォーマンスに優れる!
3.DNA製
- ファンネルの形状を採用した、高いパフォーマンスを発揮するフィルター。
- 吸入効率と品質の高さ、そして長いライフサイクルを追求した製品です。
- 従来のフィルターよりも多くの革新的なアイデアが取り入れられている。
3.ECUのカスタマイズ
ECU(エンジン制御ユニット)の設定変更サービスが利用可能です。このカスタマイズによって、車両の性能向上を図ることができます。
しかしながら、このECU書き換えは高度な技術が要求されるため、専門のプロショップに委託することになります。施工費用は、およそ5万円を見込む必要があります。
FIコンテナを使えば簡単取り付け
車のECUを複雑にチューニングするよりも手軽で、効果は絶大。自分で取り付けることが可能なFIコンは、多くのカーユーザーに支持されています。
FIコンテナとは?
これは純正ECUに追加設置することができるインジェクションコントローラーで、カプラーオンタイプの製品が多いです。パソコンやスマートフォンでの設定変更や修正が簡単にできるため、使い勝手の良さが魅力です。
煩雑なセットアップは不要なので、チューニング初心者からプロフェッショナルに至るまで、幅広く愛されているアイテムとなっています。
305ccボアアップキットの魅力
CRFの性能を存分に引き出したい方には、ボアアップキットの提供もございます。これを使用することで、最大限のパワーアップを期待することができるでしょう。
ただし、追加のパーツの強化やそれに伴うコストが必要となる場合もあります。結局のところ、全く新しいバイクへの乗り換えを検討する方が、より速やかな解決策となるかもしれません。
リチウムイオンバッテリーへの交換効果
興味深い情報として、リチウムイオンバッテリーに変更するだけで、約2キログラムの重量軽減が可能です。通常、バッテリーの寿命は約2年から3年とされています。
したがって、社外製のマフラーと合わせてバッテリーをリチウムイオンタイプに交換することにより、合計で約5キログラムの軽量化が実現します。
バッテリーの交換時期が来たら、是非この機会にリチウムイオンバッテリーへの交換を検討してみてください。
まとめ
CRF250Lをフルパヵー仕様にアップグレードする手段はいくつか存在しますが、この改造には約15万円から30万円以上のコストがかさむ、非常に高価な作業です。
その一方でCRF250ラリーは、44万8,500円で市場に出回っています。