この記事では、カワサキのZX-25Rをフルパワー化する方法をご紹介します!
ZX-25Rをフルパワー化させる3つの方法
フルパワー化には3つのカスタムが必要です。
- ECUのリマッピング
- マフラー交換
- エアクリーナー交換
ただ、すべてをカスタムするには20万円以上の費用がかかります。そのため乗り換えも含めて、満足できる方法を探してみてください。
ECUのリマッピング
ZX-25Rをフルパワーで動かすためにはECUのリマッピングが不可欠です。エンジンの潜在能力を最大限に引き出すためには、制限をかけている純正ECUのプログラムを書き換えて、エンジンの出力を解放させる必要があります。特にZX-25Rでは、ECUのリマッピングにより最大で約50psまで出力が向上するとされています。
マフラー交換
ZX-25Rの性能を最大限に発揮するための必須アイテムとして、マフラーの交換は欠かせません。標準装備されているマフラーは、音量を低減させると同時にエンジンの潜在能力を抑制しているため、アフターマーケットのマフラーへの換装により、その制約を取り払い、エンジンの真の力を引き出すことが可能になります。
マフラーには、行政の認可を受けた政府認証マフラーと、非認証のマフラーの二種類が存在します。公道で使用する際は、認証を受けたマフラーの取り付けが求められます。よりパワフルなバイクを目指す方には、マフラーの交換は最適なカスタマイズと言えるでしょう。
サブコン
サブコンはエンジン制御ユニット(ECU)に干渉し、エンジン出力や燃料の燃焼タイミングを最適化する装置です。この装置を取り付けることで、標準的なECUの設定による制限を超えたエンジン性能を発揮させることが可能になります。以下に、サブコン取付け時の利点を挙げます。
- エンジン出力の向上
- スロットルレスポンスの改善
- 燃費性能の向上
項目 | ラピッドバイク EVO TRICKSTAR ver.基本セット Ninja ZX-25R | RAPiDBIKE-EASY [ラビッドバイクイージー] キット ZX-25R | トリックスター ラピッドバイク Racing TRICKSTAR ver.フルセット Ninja ZX-25R |
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メーカー | RAPiD BIKE | RAPiD BIKE | トリックスター |
適合車種 | ZX-25R | ZX-25R | ZX-25R |
出力向上量 | 約45馬力 | 約35馬力 | 約50馬力 |
トルク向上量 | 約2.5kgf・m | 約2kgf・m | 約2.8kgf・m |
低回転域のトルク向上 | ○ | ○ | ○ |
取付け | 簡単 | 簡単 | 簡単 |
価格 | 39,800円 | 19,800円 | 59,800円 |
リチウムイオンバッテリーの導入
番外編としてご紹介したいのは、フルパワーを発揮するためにも欠かせないカスタムアイテム、リチウムイオンバッテリーの導入です。リチウムイオンバッテリーを取り入れることで得られる主な利点をご覧ください。
- 大幅な軽量化が実現可能で、約1.2kgの重量を削減できます。
- エンジンの始動性が向上します。
- 全体の電気系統がより安定した状態となります。
まとめ
バイクのモデルZX-25Rを最大限に力を発揮させる手段として、3つのアプローチがあります。
- ECUを再プログラミングすること
- 排気システムをカスタムマフラーに換装すること
- 空気取り入れ部分を高性能のエアクリーナーに変更すること
これらにも関わらず性能に満足いけない場合、バイク自体を別のモデルに乗り換えるという選択肢もあります。