芸能人や著名な人物がバイクに乗るというのは、実に喜ばしいニュースだと感じます。 彼らの持つ影響力は計り知れなく、バイクへの関心を高め、「自分もバイクに乗ってみたい!」や「もう一度バイクを運転したい!」と思う新規や復帰のライダーが増えることが期待されます。
そうして、バイク産業が少しでも盛り上がることを見込んで、「芸能人とバイク」というトピックが注目されるのです。
トライアンフが徳井義実さんのメインバイク?
お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんが選んだメインバイクは、クラシックな魅力あふれるトライアンフでしょうか。愛車の1台を、インスタグラムでとして紹介しています。徳井 義実さん(@tokui_yoshimi)の投稿は、バイク好きとしても有名な彼の趣味の深さを垣間見せてくれます。
トライアンフは、お笑い界の別のバイク愛好家で、ネプチューンの原田泰造さんも愛用していることで知られています。彼は吉祥寺にあるトライアンフ東京で購入したことがあり話題になりました。
トライアンフのバイクは日本国内でも評判が良いようで、最近の業績を見るとその人気はますます高まっているようですね。
トライアンフT120の魅力に迫る
「BONNEVILLE T120」と呼ばれるこのモデルは、トライアンフといえば名立たる伝統を持つバイクメーカーであり、多くのファンに親しまれています。名作映画「大脱走」では、スティーブ・マックイーンがボンネビルに跨がり、その魅力を全世界に発信しました。クラシックなデザインを継承しつつ、1200ccの高トルクエンジンを搭載したモデルは今やバイク愛好家の間で絶大な人気を誇っています。
徳井義実さんの特注カラーDUCATI 899パニガーレ
2014年に徳井さんのガレージに加わったのは、DUCATIの899パニガーレ。DUCATIといえば、煌びやかな「イタリアンレッド」が象徴的ですが、徳井さんは一風変わったパープルでフルペイントを施しました。このチョイスは、映画「KICK-ASS ジャスティス・フォーエバー」に登場するヒットガールのバイクがインスピレーションの源。主役のバイクは1198パニガーレと異なりますが、徳井さんの愛車も非常に魅力的です。
899パニガーレ:ドカティの刺激的な一台
ドカティで「899パニガーレ」という名前は、メーカーが構える土地にちなんで名付けられ、フラッグシップとしての「1199パニガーレ」に次ぐ存在です。ドカティSSシリーズの入門モデルとして位置づけられているものの、ドカティの名に恥じない、刺激的な性能を秘めています。一般的なライダーにとっては、余りあるパワーと急加速を味わえる一台となっております。
徳井さんの愛車③ハスクバーナのNUDA900R
埼玉にあるサムソンブルーにてカラーリングを施された徳井さんのNUDA900R。この一台は、ハッシュタグ #nuda900 と共にインスタグラムで披露されています。詳細は、徳井義実さんのインスタグラムの投稿リンク (https://www.instagram.com/p/5eGeBeQG7h/) や、公式アカウント (https://www.instagram.com/tokui_yoshimi/) からご覧いただけます。
かつてドカティを手がける前に選ばれたのは、ハスクバーナのNUDA900R、愛称「ヌーダ」です。近頃ではハスクバーナを手掛けるライダーが徐々に増えつつありますが、徳井さんがヌーダを手に入れられた当時はまだ珍しい存在でした。
とりわけ、オフロードやモトクロスに強い印象のあるハスクバーナのバイクですから、NUDA900Rの所有というのは、本当に個性の強い選択と言えるでしょう。徳井さんは、カスタマイズを施すことでこの愛車を存分に楽しんでいる様子です。
NUDA900Rとはこんなマシン
先にも触れたように、ハスクバーナが初めて積極的に市場に投入した純粋なロードスポーツタイプのバイクがNUDA900となります。登場した当初はそのユニークなデザインで多くの関心を呼びました。
しかし、ただ外見が斬新だというわけではありません。パワフルな最高出力104.96HP、最大トルク100Nmのエンジンを備えつつ、重量はわずか175キログラムというから驚きです。特に徳井さんが選んだモデルは、ブレンボやオーリンズといった一流ブランドのパーツが装備されたさらに上級版のNUDA900Rです。
徳井さんのチョイス:ハーレーXL1200Xでお台場巡り
人気の高いハーレーダビッドソン・XL1200Xフォーティーエイトを所有されている徳井義実さんが、お台場エリアをツーリングされた際の光景です。
メディアで最初に紹介された徳井さんの愛車は、多くの人々に知られるようになり、その愉快なドライブの一部始終をインスタグラムでシェアしています。ファンとしては、彼のポストをチェックすることで、バイクに対する彼の情熱や旅のハイライトを垣間見ることができます。
詳細は徳井義実のインスタグラムをご覧ください。
XL1200Xフォーティーエイトの魅力について
ハーレーダビッドソンのラインナップ中、スポーツスターと呼ばれるカテゴリーの中で際立っている一台がXL1200Xフォーティーエイトです。
このバイクは工場出荷時点でそのクオリティーの高さが光るファクトリーカスタムバイクとして位置づけられています。ボバースタイルを源流に持つその外観はクラシックで時代を超えた魅力を放ち、ハンドリングのしやすさとハーレーダビッドソン特有のずっしりとした乗り心地は、2011年のデビューから続くその人気の秘密です。数あるハーレーモデルの中でも特に人気を博している理由はこのような特徴にあるのです。
徳井さんの愛車⑤ホンダのCB400Four
徳井さんが所有するこのCB400Fourは、京都のカスタム専門店に特注で仕立てた自慢のバイクです。ブラックのシングルシートカウルとシルバーのタンクの組み合わせは、伝説のマン島TTレースで戦ったホンダ車をオマージュしてデザインされました。セパレートハンドル、バックステップ、そして集合排気管を備えたそのカフェレーサースタイルは、シンプルながらも徳井さんのこだわりが光る一品となっています。
現在は、南箱根で開催されているバイカーズパラダイスで展示されているので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。(展示期間の詳細は確認できませんでした)
CB400Fourとはどのようなオートバイか
1974年にデビューしたホンダのCB400Four(通称「ヨンフォア」)は、400ccエンジンを搭載しながら高いパフォーマンスを発揮する4気筒エンジンを備えており、伝説的な存在として名高い二輪車の一つです。
その人気は現代においても衰えることなく、中古市場における価格は下降することなく上昇傾向にあります。最初は408ccで登場したものの、1975年に二輪免許制度が改正され、400ccまでの中型バイクの免許が新たに設けられたことを受け、398ccのエンジンを搭載したモデルが発売されるようになりました。
さいごに
メディアで顔を見る機会が多いチュートリアルの徳井義実さんは、業界でバイク愛好家として知られています。相方の福田充徳さんも含め、芸能界におけるバイク文化の牽引役であってほしいと願っています。ぜひとも多くのメディアを通じてバイクの良さをもっと発信していただけると幸いです。
現在バイクを趣味にしている人は少数派ですが、これには良い側面もあるでしょう。しかしながら、バイク業界が厳しい時期を迎えているのも否めません。バイクに興味を持ってもらい、実際に乗ってくれる人が増えていくことは、業界にとっても喫緊の課題です。
したがって、芸能人や有名人には、これからもバイクの魅力を知ってもらい、もっと乗っていただきたいものです。その上で、彼らの影響力を鑑みると、ニュースになるような事故を避けるためにも、安全運転を心掛けていただくことが非常に重要です。