原付は40kmで捕まる？スピード違反は何kmから？【交通ルール解説】

原付バイクに乗る方々はよく疑問に思うことがあります。「40km/hで走行していた際、違反で捕まるリスクはあるのか？」という点です。そこで、この記事では原付における速度超過のリスクに関して詳しく解説します。

ご存知の通り、50ccクラスのバイクは性能により最高速度が大体60km/h近くに達するものもあります。しかし、日本の道路交通法においては、50ccバイクに対しては時速30km/hという速度制限が定められています。

つまり、もし原付でフルスロットルを使い、この速度を超えてしまうと、スピード違反で取り締まりの対象となる可能性が高いのです。

「60km/hの速度超過は理解できるが、40km/h程度では果たして捕まるのか？」という点に対する疑問は、きっと多くの方が抱いているはずです。この記事では、それに対する回答を分かりやすくまとめていきます。

原付は40kmで捕まる？

原付バイクのスピード制限は30km/hと定められています。したがって、30km/hをたった1km/hでも上回る場合、それは違反行為に該当します。

ただし、警察官による速度取り締まりでは、短時間のスピード超過の検知だけでなく、ある程度の距離を追跡して確認することが一般的です。瞬間的な速度超過だけでは、常に取り締まるわけではありません。

原付バイクの速度超過と取り締まりの現実

原付バイクが速度制限をたとえ1km/h超えたとしても違反になるのは事実ですが、実際に捕まるリスクはそれほど高くありません。

特に、制限速度30km/hをわずかにオーバーしたくらいであれば、警察が取り締まることは困難でしょう。なぜなら、速度計には誤差が生じることがあり、同じ加速度でスロットルを操作しても、路面の状況によって速度が微妙に変わるためです。

実際に警察が「確実に速度超過している」と判断しやすいのは、設定された速度制限を10km/h以上超えた場合です。原付の場合は、制限速度40km/hを超えると、明確に超過していると見なされる傾向にあります。

原付バイクのスピード違反における罰金と点数

最近の50ccクラスの原付で出るスピードは、多くの場合60km/hをオーバーするようなモデルは稀です。通常の交通流と原付の最高スピードを踏まえた場合、30km/hを超える速度違反はあまり起こり得ないと言えます。但し、2サイクルエンジンでチャンバー交換を施せば、60km/h以上を簡単に超える原付も存在します。

それにしても、例えば25km/hから30km/hのスピード超過では、違反点数は3点、反則金は12,000円となりますので、これは相当シビアな罰則だと感じます。このような違反を2度犯してしまった場合、運転免許の停止という厳しい処分を受けることになるのです。

原付バイクが40km/hで走ると摘発される？

原付バイクで時速40キロメートルを出すと摘発の対象になるかという話題についてお話しします。日本における原付一種の最高速度は30キロメートル/時と定められています。これを超える場合は速度違反として捕まるリスクが高まります。

さて、不思議なことに、日本の道路交通法の下では原付一種に30キロメートル/時の速度制限が課せられているのです。時にはこの速度制限が危険を伴う場合もあると感じることがありますが、それが法律である以上は守る必要があります。

もし30キロメートル/時の制限に我慢ならない場合は、排気量50ccを超えるバイクを選択すると良いでしょう。例えば90ccあるいは125ccのバイクなら30キロメートル/時の制限は適用されず、より少ないストレスで乗ることができます。

とはいえ、40キロメートル/時で摘発されるのかについて説明してきましたが、私の個人的な見解を述べてみたいと思います。どう考えても、日本の交通事情を鑑みると、30キロメートル/時の速度制限はかえって危険を招きかねません。特に、交通量の多い国道や信号機が少ない道ではなおさらのことです。

理想的には、一般の道路と同じ速度制限を適用することで公道の安心・安全が保たれると私は考えます。これはあくまでも個人的な意見ですが。