セロー250は後悔する？物足りない？オフロードの魅力を再検証

セロー250は、エントリーユーザーからベテランまで様々なバイカーに支持されているトレイルモデルです。けれども、選択してから後悔してしまう人々もいるのが事実です。

当然ながら、セロー250を選んで大満足している方々も数多くいらっしゃいます。本日は、セロー250の選択で後悔する可能性について、深く考察してみましょう。

CTNバイク一括査定は、高評価獲得・口コミ拡散を目指し、高額査定を提供するサービスとして2024年6月にリリースされました。車査定業界で実績のあるCTN株式会社が運営し、信頼性も抜群です。

バイク情報を入力するだけで、最大10社の買取業者からオファーが届きます！特に業者と直接交渉できるので、自分の希望条件にぴったりの買取価格が期待できます。　　

セロー250で後悔するポイント

セロー250は最高出力が20馬力となっています。野山を駆け回るのには充分な能力を持っているのですが、広々とした道路や高速道路で走る時には、やや物足りなさを感じるかもしれません。時速100kmを超えると、少し無理があると感じるでしょう。

先日、「ツーリングセロー」を駆って初の高速道路を体験したのですが、90～100km/hを走行していると、ハンドルに振れが生じるような感覗がありました。

インターネットで調査したところ、セローにおけるよくある現象だと分かりました。しかしながら、この問題をどうにか減らしたり、解決する方法は存在するのでしょうか？

ネット上では、セローのハンドルが100km/h付近で振れるという意見が多数見受けられます。というのも、セローはもともと固い路面を走破することを想定して設計されたバイクですので、高速道路での走行は得意な分野ではありません。

細いタイヤを採用しているため、速度が上がると振れやすくなるのです。この振れる現象はセローに限ったことではなく、オフロードバイク全体に共通する問題です。

細いタイヤは、速度を出した際にハンドル振れを引き起こしやすい傾向にあります。もちろん、タイヤ径を大きくすると全体の走破性が向上しますが、それによりタイヤを太くすることが難しくなります。

速度を出せば出すほど、細いタイヤはハンドル振れしやすい状態になるのです。走破性とハンドルの振れやすさはある種のトレードオフです。

ハンドルの振れやすさはセローの特長的な性能の一部と受け止めるしかないのかもしれません。セロー250を利用する場合は、100km/h以上のスピードを出すのは避けた方が賢明かもしれません。

セロー250の中古価格は現在、約40万円から80万円の範囲に設定されています。初めの新車価格は588,500円でした。2021年に製造が終了したことが、中古市場価格の上昇に大きな影響を与えています。

以前は20万円台から30万円台で購入することが可能でしたが、現在はその価格帯を大きく超える二倍以上もの価格に跳ね上がっています。このように中古車価格が上がってしまうと、「もしもその時に購入していればよかった」と後悔することがあります。

直接的に購入して後悔するわけではありませんが、「買わなかったことへの後悔」として、多くの人々がそう感じているようです。

セロー250は、そのパワーの限界や高速道路での運転には不向きではありますが、俊敏性と操縦の易しさを兼ね備え、オフロード走行においては優れているバイクと言えます。購入を考える際は、満足するためにも、その欠点や後悔する可能性がある点を理解した上で選ぶことが肝心です。