釣りが一層楽しくなるハンターカブ。その機動性を駆使することで、通常の釣り以上の充実感を得られることでしょう。ただし、重要なのは釣竿を安全かつ確実に持ち運べる適切な収納手段の確保です。
一案として、大型のリアボックスであるモドボワットBBを利用することで盗難防止にも効果的で釣竿をしっかり収納できます。
この記事ではハンターカブを釣り利用にカスタマイズする方法や必要なパーツについて詳しくご紹介します。ハンターカブで釣りに出掛けたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ハンターカブを釣り仕様にする方法
釣りに特化したハンターカブを作りたい方々に人気の改造方法がいくつかあります。
- ロッドホルダーの車体への取り付け
- リアボックスでパックロッドを持ち運ぶ
DRCは車体に取り付けできるロッドホルダーを提供しており、短距離の移動を頻繁にする釣りでは有用です。
その他、リアボックスにパックロッドを収納したり、既製品ではなく、手作りのホームセンター用ボックスに汎用のロッドホルダーを付ける方法もあります。現在所有しているリアボックスやシートバッグに収まるパックロッドを選択する事で、新たに竿を買い足すだけでいつでも釣りに出かけられますよ。
ハンターカブでおすすめの釣り竿について
ハンターカブを使用しての釣行には、パックロッドが最適です。これには、5ピース構造やテレスコピックタイプなどがあり、携行に便利です。5ピースまたは6ピースのモデルは収納時にコンパクトであるため、分割式のものが特におすすめです。多岐にわたる魚種に対応するパックロッドは、各種メーカーから提供されています。
- 万能系
- シーバス
- ショアジギング
- エギング
- ライトゲーム
- ブラックバス
- トラウト
海でのフィッシングを考慮した竿は、一般的に長さがある傾向にありますが、その中でも比較的短めのバス釣りやトラウト釣り用の竿を選ぶという手もあります。あなたのリアボックスのサイズをチェックした上で、目的に適した竿を選んでください。
ハンターカブ釣り仕様にするパーツ
DRC ロッドホルダーの詳細
DRC社から市場に出された、ハンターカブに専用設計されたロッドホルダーです。
既に2ピースの釣竿をお持ちの方にとっては、このロッドホルダーを装着するだけで、いつでもハンターカブで釣り出掛けることができるでしょう。
ただし、このロッドホルダーを装着する場合は、二人乗りができなくなる点には注意が必要です。また、2020年から2022年モデル用と2023年モデル用では、取り付けられる年式が異なるため、適合するモデルを選ぶ必要があります。さらに、旧型モデルにはホルダーの角度を調整する機能がないことも覚えておくと良いでしょう。
価格は約6,600円となっています。
2020-2022用 | リンク |
2023年~ | リンク |
ロッドケースごと載せたい場合
エンデュランス
エンデュランスから提供されているロッドホルダーは、ロッドケースをそのまま、あるいは複数を一度に乗せることができる製品です。国産メーカーの安心できる品質と取り扱い説明書が付属しており、この種の商品ではエンデュランス製が最も優れていると言えるでしょう。販売価格はおおよそ23,000円で、JA55/65タイプに適合します。
Motorcycle NEXYL
Motorcycle NEXYLから発売されている大型ロッドケースホルダーは、釣り具の種類に応じて、ロッドホルダー自体をまるごと搭載したい方に最適な製品です。28,900円という価格は少々高めですが、選べるレッドカラーが特徴的です。JA55/65タイプに対応しています。
広いサイズでお手頃なリアボックス
モトボワットBBの特徴
手頃な価格で手に入るリアボックスをお探しであれば、モトボワットシリーズが推奨されます。幅広い横幅560mmを有しており、斜めに配置することでおよそ600mmの長さのロッドも収納可能です。GIVIや他の主要ブランドの大型ボックスと比較しても、価格の点で交換を検討する価値がありますし、釣り用の専用ボックスとしても理想的です。さらに加工しやすい素材であるため、将来的にネットやホルダーを追加したい時にも適しています。
- 収納容量47Lの大容量
- ベース付属で利便性も充実
- 手頃な価格で8,400円前後
汎用型のロッドホルダーについて
ホームセンターのボックスやリアキャリアボックスへの装着が可能な、汎用性を持ったロッドホルダーについてご紹介します。バイクの揺れに対応できるように、しっかりと固定できるタイプを選ぶのが重要です。
価格帯は安価なもので1000円から始まり、ベースがセットされている商品の場合は、約3000円程度が目安になることが多いです。さらに、釣りの際に使われるネットなど、ボックスに入りきらないアイテムを収納する際にも利用可能です。
汎用ロッドホルダーの選び方
ハンターカブ用の釣り具収納ケース比較
メーカー | DRC | エンデュランス | NEXYL | モトボワットBB | 汎用ホルダー |
---|---|---|---|---|---|
イメージ | |||||
参考価格 | 6,600円 | 23,000円 | 28,900円 | 8,400円 | 3,000円~ |
パックロッドを安全に運べるリアボックスが未装備の場合は、釣りに最適なサイズ感を持つモトボワットBBが適切です。リアボックスなら、セキュリティ面でも安心です。
移動を繰り返す釣りにはDRCのロッドホルダーが適しており、特定の場所での釣りには、大型の竿を携える際は国産のエンデュランスが適しています。釣りのスタイルに応じた選択をしてください。
気になるアイテムがある場合は、ぜひチェックを。
ハンターカブで釣りに行こう!その利点と注意点
メリット | デメリット |
---|---|
機動性が非常に高い | 天候に大きく影響される |
駐車スペースに苦労しない | 携行できる装備に限りがある |
燃費が良く経済的 | 長距離走行には適していない |
バイクを使えば、車と比べて狭い道も難なく進め、混雑を気にせずに快適に釣りスポットに辿り着けます。さらに、スペースを見つけやすく、目的地の近辺で駐車場を確保できる可能性が高いです。
一方で、雨風といった天候の影響を受けやすく、持参できる機材が車に比べて限定されることがあります。また、遠く離れた釣り場への旅行には、やはり車の方が適していると言えます。
それでも、バイクを駆りながら釣りを堪能する喜びを体験できるので、それらの小さなデメリットを上回るほどの大きな魅力があります。
ハンターカブ釣りに行く際の注意点
釣り具の確実な固定について
運転の最中に釣り具やその他の荷物が動いたり、落下したりすることなく安全に運搬するため、必ず荷物をしっかりと固定しましょう。ケースに納まらない荷物については、荷掛けコードやネットなどを使用して確実に固定してください。常に重い物を下に、軽い物を上に置くのが基本的な配置のルールです。
天候には特に注意を
旅行の際は出発する前に天気予報をしっかりとチェックしましょう。雨が予想される場合は雨具を、寒い環境が予想されるならば防寒衣類を準備することが重要です。
車を利用する場合は、万が一雨に遭遇しても車内に避難すれば問題ありませんが、バイクではそうはいきません。さらに、帰路においても雨に打たれる可能性があるため、より一層の気配りが必要です。車での移動に比べて、バイクでの移動ではより慎重な天候チェックを心がけましょう。
釣り制限エリアへの立ち入りは控えましょう
ハンターカブはあらゆる地形をこなすことができます。そのため、山中や人里離れた釣りスポットにアクセスすることが可能です。
ですが、釣りが禁止されている場所も少なくなく、釣り愛好家に対する視線は年々厳しくなっています。たとえバイクであっても、駐車禁止の場所や釣りが禁止されている場所での釣りは慎むべきです。
釣り場の盗難対策についての注意点
釣りを楽しむ皆さんにとって心苦しい話ではありますが、中には他人の財産を狙う輩も少なくありません。釣りのカテゴリーを問わず、盗難のリスクには常に注意が必要です。
特に、ハンターカブのような目につきやすい乗り物は、泥棒たちの標的になりやすいです。たとえ人通りの少ない場所であっても、ヘルメットや釣り道具などの基本的な防犯対策は怠らないよう心掛けましょう。
釣り趣味とハンターカブの絶妙なコンビネーション
ハンターカブを使って、通常の車では体験できない釣りの醍醐味に触れてみませんか。その高い機動性を活かすことで、新しい釣りの楽しみ方に出会うことができるかもしれません。
釣り具一つ一つを選び抜き、適切な収納グッズを準備して、今までにない大きな魚を釣り上げる冒険に出発しましょう。この記事を最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
ハンターカブ専用リアボックス比較!多種多様な8選
アルミ製かプラスチック製か、選択肢はさまざまです。あなたのハンターカブにぴったりのリアボックスを見つけましょう。