CB125Rをカフェレーサーにできる？カスタム方法やパーツの解説も

多くのバイク愛好家が、その魅力に引かれるカフェレーサーカスタム。CB125Rを手がける人々も、その可能性に興味を持つことでしょう。

しかし、残念ながらCB125Rを伝統的なカフェレーサースタイルにするのは難しいと言わざるを得ません。むしろ、CB1000Rに見られるネオスポーツカフェのデザインに近づけることをお勧めします。

本記事では、CB125Rをカフェレーサースタイルにカスタマイズする方法から、異なるカスタムオプションに至るまでを詳しくご紹介します。CB125Rのカフェレーサー化にご関心がある方は、是非ご一読ください。

CB125Rはカフェレーサーに出来るの？

カフェレーサーとは？

カフェレーサーは、イギリスの有名な「ACE CAFE(エースカフェ)」を起源とする文化であるとされています。当時、おしゃれなカフェに集うバイカーたちが公道でのレースを嗜んでおり、そこからこのスタイルが生まれました。

カフェレーサーの主要なカスタムポイントには、特に下記の二点が挙げられます：

• ハンドル（セパレートハンドルやスワローハンドル等）
• シングルシート（カフェレーサースタイルの象徴的なカスタムパーツ）

ただし、CB125Rにおいては、セパレートハンドルへの変換が困難であったり、シングルシートへのカスタムやビキニカウルの専用モデルが存在しない等、カスタムには障壁があります。よって、伝統的なカフェレーサーよりも、CB1000Rを彷彿とさせるスタイルを目指すことをお勧めします。

CB1000Rをモデルにしたカスタムのヒント

HONDAが販売するネオスポーツカフェスタイルのCB1000Rは、CBシリーズの究極を体現したデザインとして、カスタムの参考にふさわしいです。このCB1000Rのコンセプトを、CB125Rでどのように再現できるかを見ていくと、以下のようなパーツが挙げられます。

• セパハン風ハンドル
• メーターバイザーもしくはスクリーン
• フェンダーレス化
• リアマウントフェンダー

セパハン風ハンドルを選び、バーエンドミラーの装着で、シャープなスタイルを目指しましょう。メーターバイザーやスクリーンには小さめのデザインが相性が良いでしょう。

リアマウントフェンダーを取り付ける際には、フェンダーレスにしてスマートな後姿を実現します。それでは具体的なパーツの例を確認していきましょう。

CB125Rカフェレーサーに似合うハンドル

CB125R用セパハンタイプ ハンドル比較一覧

メッキタイプがありますが、デイトナとハリケーンによるコンドル形状のハンドルでは価格に大幅な開きがあるため、ご予算を考慮されると良いでしょう。

CB125Rをカフェレーサースタイルに！専用スクリーン情報

これらの商品は防風性を期待するより、バイクの見た目をカスタムするためのアイテムとして優れています。

残念ながら、これらのバイザーでは角度調整は出来ませんのでご注意ください。

コストパフォーマンスの面で優れているのは格安バイザーやエンデュランスの製品です。大手メーカーからはプラスチック製のバイザーは発売されておらず、格安メーカーの製品が高く評価されているため、これらを選ぶのがおすすめです。

ただし、価格が安い製品は、若干の手直しや加工が必要になる場合もありますので、ご留意ください。

バイザーやスクリーンをスモークカラーにすることで、より精悍な外観に仕上がります。

予算としては6,000円から20,000円が目安となります。

CB125Rリアマウントフェンダー化

汎用リアフェンダー

CB1000R同様のリアマウントフェンダーは、主要メーカーでは販売されていないため、汎用タイプのリアフェンダーを選択することになります。

これらはほとんどがスイングアームのリアアクスルボルトにて取り付けるタイプが一般的です。ナンバープレートを固定できる商品はほとんどないので、元のフェンダーをフェンダーレスにして装着すると見た目がすっきりします。

価格はほとんどが5,000円以下で手に入りますが、汎用品であるため、ある程度の加工が必要になる場合があります。汎用リアフェンダーの購入を検討する場合は、以下のリンクからAmazonで商品を探すことができます。

フェンダーレスキット比較一覧

フェンダーレスキット選びでコストパフォーマンスを重視するならば、ウイルズウィンがお手頃ですが、リフレクターの交換も検討する場合はアディオのキットが低予算で解決できます。

一方でおすすめはハリケーンのフェンダーレスキットであり、リフレクターを別に購入しても全体の費用は約12,000円程度に収まります。

また、ウイルズウィンにリフレクターを追加購入するより、ハリケーンの方がコストを抑えられる点も魅力。CB125Rにおいては、最も人気のあるフェンダーレスキットという実績もあります。

フェンダーレスキットの予算を12,000円と見積もる場合には選択肢が広がります。

CB125Rのネオスポーツカフェスタイルへの変貌総額

費用で最も影響を与える部品は、ハンドルとバイザー/スクリーンである点に注意してください。CB125Rに特化したカスタムパーツは豊富にあるわけではないですが、さまざまな汎用パーツが市場に出回っており、それらを利用して独自のカフェスタイルを創出することができます。

加えて、車体の色が異なってもシュラウドは統一されたシルバーカラーとなっておりますので、ブラックにペイントすることでよりスタイリッシュな見た目に仕上がります。

理想とするカフェスタイルへとCB125Rをカスタマイズする楽しみを味わっていただければ幸いです。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。