250cc2気筒のバイクの魅力的なラインナップをチェック！

2気筒バイク、一般にパラレルツインと呼ばれます。

4気筒エンジンに比べると、回転数はそれほど高まらないものの、シングルシリンダーエンジンの単気筒よりも加速力に優れ、快適なバランスで走行を楽しむことができます。

ここで、2気筒のバイクにはどのようなモデルが存在するのか、詳しく紹介していきましょう。

250cc2気筒のバイクのラインナップ

ホンダのバイクモデル

レブル1100の魅力

クルーザータイプの「ホンダ レブル1100」は、1082ccエンジンを心臓部に持ち、2020年に市場に登場しました。マニュアル仕様の他にもDCT搭載モデルが選べ、豊富な機能が装備されています。2024年版では、魅力的な新色が追加されています。

NT1100の特徴

ツアラータイプで旅に最適な「ホンダ NT1100」も、1082ccのパワフルなエンジンを搭載。DCTモデルがあり、細部まで充実した装備で長距離走行の快適性を追求しています。

HAWK11のデザイン

カフェレーサースタイルが印象的な「ホンダ ホーク11」。2022年4月の発表後

ヤマハのバイクモデル

YZF-R7

スリリングな走りを味わえるヤマハ製YZF-R7は、688ccの水冷並列2気筒エンジンがもたらすスポーツ走行を楽しめます。2024年版はカラーバリエーションの更新が施された模様です。また、835mmのシート高、188kgの車重、燃料タンクの容量は13リットルで、最高出力73PS、最大トルク67Nmを発揮します。

MT-07

ネイキッドモデルのMT-07は、同じく688ccのエンジンを搭載しており、日常使いからスポーツ走行まで柔軟にこなす軽快なバイクです。シート高は805mm、車重は184kg。タンク容量は13リットルで、73PSと67Nmのトルクを生み出します。最新モデルには5インチTFTディスプレイや調整可能なハンドルが特徴です。

XSR700

レトロな雰囲気を現代のパフォーマンスと融合させたXSR700は、2023年モデルで新しいカラーリングを迎えました。このモデルもまた、688ccの並列2気筒エンジンを装備し、高さ835mmのシート、188kgの車重を有しています。13リットルのタンク、73PSの出力と67Nmのトルクは他のモデルと共通です。

TMAX560

スポーティな乗り心地を誇るスクーター、TMAX560は561ccのエンジンを搭載しており、TECH MAXモデルでは快適な装備にグリップヒーターやシートヒーターなどが標準で付いています。800mmのシート高、220kgの車重、15リットルのタンク容量、48PSの出力そして56Nmのトルクを持っています。

YZF-R3・YZF-R25

320ccエンジンを搭載したYZF-R3は2015年4月に登場し、ABSが標準で装備されています。2019年にデザインを一新し、LEDヘッドライトや倒立フロントフォークが特徴です。又、2022年モデルは最新の排出ガス規制に対応しています。

スズキのバイクモデル

GSX-8R

GSX-8Rは2023年のEICMAで披露され、翌年の2024年1月に日本市場に投入されたミドルクラスのスポーツツアラーモデルです。搭載されているのは775ccの並列二気筒エンジンで、最大80PSの出力と76Nmのトルクを発揮します。

ABSやトラクションコントロール、そしてクイックシフターが標準で備わっています。また、LEDヘッドライトや倒立フォークの採用により、楽しいツーリングとアクティブな走行を同時に楽しむことができます。

GSX-8S

GSX-8Sは2022年の秋にEICMAで公開され、翌2023年3月には日本での販売が始まったミドルクラスのロードスポーツバイクです。

775ccの並列二気筒エンジンをもとに、最高80PSの出力と76Nmのトルクを実現しています。S.I.R.S（スズキインテリジェントライドシステム）を始め、クイックシフターやトラクションコントロール、さらには3モードのライディングモードを装備しており、軽量でコンパクトなデザインが際立ちます。

Vストローム800

Vストローム800は2023年10月に発表され、同月25日には国内市場で発売開始されたアドベンチャーツアラーです。

このモデルには775ccの並列二気筒エンジンが搭載されており、最高82PSと最大トルク76Nmを引き出します。ABSやトラクションコントロール、クイックシフターを始め、可変スクリーンやUSBポートといった便利な機能を搭載し、オンロードに特化した特性を持っています。

Vストローム250

2017年にVストローム250はアドベンチャーバイクとして国内販売がスタートしました。248ccの水冷並列二気筒エンジンを備え、燃費の良さと長距離に適したデザインが特徴として挙げられます。

2019年にはマフラーカバーのデザイン更新に加え、ABSモデルが新たにラインナップされ、2023年型には最新排出ガス規制に対応した仕様に更新されました。

GSX250R

GSX250Rは2017年の4月にデビューしたフルカウルのスポーツモデルです。248ccの水冷並列二気筒エンジンが中低速域で優れた扱いやすさを提供します。

2019年にはMotoGPカラーが追加され、2021年からはABSモデルも選択可能になりました。そして2024年モデルではLEDヘッドライトの採用と最新の排出ガス規制への対応が行われています。

カワサキのバイクモデル

W800

カワサキが誇るクラシカルなバイク、W800に心を動かされる。このバイクは空冷4ストロークの並列2気筒エンジンが生み出す773ccのパワーをもっており、モダンな技術と古き良きデザインの結合が特徴です。

ABSやLEDライトなど現代のニーズに合わせた装備が施されています。シート高は770mm、重さは226kg、燃料タンクは15リットルを満たす容量があります。

最高で52PSのパワーを発揮し、62Nmのトルクが得られます。市内でも郊外のツーリングでも、幅広いシーンでの使用に適しています。

MEGURO K3

メグロK3はクラシックなスタイルのバイクで、2020年11月に発表され、2021年2月に市場に投入されました。このバイクもW800と同様、773ccの空冷4ストローク並列2気筒エンジンを擁し、52PSと62Nmの性能を発揮します。

ABSやLEDライトなどの最新機能を備え、シート高は790mm、車重は227kg、タンク容量は15リットルとなっています。この車両は、新旧の魅力が見事に調和したバイクです。

パラレルツイン(2気筒)エンジンについて

パラレルツイン、すなわち2気筒エンジンは、2本のシリンダーが並行して配置されたエンジンのことを指します。この2つのシリンダーは、一本のクランクシャフトに繋がれ、同時に動くピストンの動きによって機能します。

このエンジンの設計により、コンパクトさと軽量さを両立させることができ、それでいて滑らかな走りとバランスのとれたパフォーマンスをもたらします。

特に、パラレルツインエンジンはオートバイの中級クラスで採用例を多く見ることができ、市街地を走る際や長距離のツーリングなど、多目的に適応する特性を持っています。

速さと力強さのバランスが取れ、扱いやすいという利点が、パラレルツインの大きな魅力となっています。

また、扱いやすさや全体のバランスに関しては、他のエンジンタイプと比較しても際立って優れていると評されることがあります。