多くの人からレッドバロンの中古バイクは割高に感じられるという意見がありますが、その理由について説明していきます。
レッドバロンが高い理由は?
レッドバロンは日本国内における中古バイク市場で非常に認知度が高く、信頼されている販売店です。ここで販売される中古バイクは、その価値が他の店舗に比べて高めに設定されていることがよくあります。これにはいくつかの理由があります。
◆品質への信頼と保証
品質への信頼感と保証の手厚さ
レッドバロンは、取り扱うバイクの品質に自信を持っています。専門の技術者による徹底した点検とメンテナンスが行われ、購入後も安心して使えるように、万が一のトラブルに備えた充実した保証を提供しています。
▲長期間の保証
長期的な保証体制
中古車購入時には保証期間が長いことが望まれますが、レッドバロンはその点でも優れています。例えば、一定期間内に生じた故障に対し無料で修理を行うなど、購入者が安心できる長期保証を設けています。
●アフターサービス
手厚いアフターサービス
購入後のフォローアップも充実しており、定期的なメンテナンスや修理など、幅広いアフターサービスを提供してくれるので、安心してバイクライフを送ることができます。
×ブランドイメージ
高いブランドイメージの維持
また、レッドバロンは自社のブランドイメージを大事にしています。そのため、価格設定もブランド価値を踏まえた適正な価格が定められており、その結果、市場内で高い価格設定がなされる要因にもなっています。
これらの理由から、レッドバロンの中古バイクは価値が高く、高い価格設定で販売されることが多いのです。
整備の水準が抜群に高い
レッドバロンでは中古バイクの整備が秀逸なレベルで施されています。これは、84項目に及ぶ徹底したチェックリストをもとに、隅々まで検査を重ねた上での丁寧な整備がなされているからこそです。一般的にタイヤやサスペンションのようなコストがかかるパーツに関しても、仮に損耗が見られる場合でも、レッドバロンはその品質が基準に達していないと判断すれば、コストの高さにかかわらず交換を実施し、それを経て販売しています。
さらに、販売される中古バイクは一台ごとにアシダムチェックを受け、エンジンのパワー、ブレーキの機能、フレームのコンディションなどを厳しく検査しています。レッドバロンのこの徹底ぶりは、他のバイクショップと比較しても顕著で、中古バイクの品質の高さを際立たせているのです。
全国展開のレッドバロンで均一なアフターサービスを享受
レッドバロンは300を超える店舗網を日本全国に展開しており、何処の店舗であっても購入したり、整備を依頼したりした際のアフターサービスが同一である点は大きなメリットです。通常、バイク関連の店舗においては、そのお店で購入したバイクに限定して整備を行うところが多くありますが、全国どこでも一貫したサービスを提供するレッドバロンは、転職や引越しをしても、サービス面で困る心配がないため安心です。
安売りは行わず、アフターサービスを重視
アフターサービスを重要な販売ポイントとしているレッドバロンは、単純な低価格競争には参加しません。価格の定期的な調整は行っていますが、異常なほどの値下げは実施しないのが方針です。レッドバロンにおいて中古バイクの価格は割高に感じられることもありますが、提供される高品質なアフターサービスを総合的に見ると、結果的にお得にバイクライフを送れるという考え方です。
レッドバロンは中古は高いけど、それ以外の経費は意外と安い
レッドバロンでの中古バイク購入は価格が高めですが、それを差し引いてもその他の維持費用に関しては思いのほか安価に抑えることができます。
諸経費の低価格
バイク購入時には、バイクそのものの価格以外にも様々な費用が発生します。これらは一般に諸経費と呼ばれており、販売店ごとに諸経費には大きな開きがあることが多いです。
排気量 | レッドバロン | その他のショップ |
---|---|---|
〜125cc | 7,700円 | 5,500円 |
〜250cc | 19,800円 | 11,000円 |
251cc〜 | 22,000円 | 16,500円 |
自賠責保険料や重量税は販売店に依らず同じ金額ですが、登録手数料や納車整備代は販売店によってばらつきがみられます。レッドバロンでは上記のように業界内で最も安価な諸経費を実現しています。
レッドバロン | バイク王ダイレクトショップ | 差額 | |
---|---|---|---|
大型バイク | 22,000円 | 28,600円 | 6,600円 |
納車整備代 | 16,500円 | 55,000円 | 38,500円 |
大型バイクの登録手数料と納車整備代について、レッドバロンとバイク王とを比較してみると、その差額は全体で45,100円にも上ります。これを見ると、レッドバロンが如何に諸経費を抑えているかがお分かりいただけるでしょう。
整備代はリーズナブル
レッドバロンが提供する基本工賃(レバレート)は、9,000円(税抜)と極めてリーズナブルです。これは1時間あたりの作業費用に相当します。多くのバイクショップが1万円以上のレバレートを設定している中、レッドバロンの料金は格安であると評価されています。独自に開発された工具や設備により整備効率を飛躍的に向上させているため、コストを抑えることができるのが秘密です。レバレートが低価格なので、整備費をお得に抑えることが可能となり、バイクを長期間愛用する場合ほど、経済的なメリットが大きくなります。
レッドバロン購入者への無料ロードサービス
バイクの購入をレッドバロンで行うと、最寄りの店舗からのロードサービスが無償で受けられる特典があります。これはツーリングサービスと呼ばれ、バイクの突発的なトラブルに対応するための必須のサポートです。
なお、レッドバロンの任意保険に加入した場合、ロードサービスゴールドカードが永久に無料で提供され、利用に距離制限もありません。
昼間だけでなく、夜間やレッドバロンの営業時間外でも、協力しているレッカー会社を通じてのロードサービスを無料で利用できます。これにより、いつでもどこでも安心してバイクライフを楽しむことができます。
詳細はこちら:https://motormedia.co.jp/redbaron-insurance/
総評:レッドバロンの中古バイク購入について
品質の良さと手厚いアフターサービスが付随しているため、レッドバロンでの中古バイクは価格が高めに設定されています。ですが、トータルで考慮すると、安全かつ高品質なバイクを割安感を持って所有できるというのが、レッドバロンの大きな魅力と言えるでしょう。初めの乗り出し費用だけに気を取られず、アフターサービスを含めた総合的なコストパフォーマンスを見極めることが、満足のゆくバイクライフへのキーとなります。