排気量50cc以下のエンジンを搭載したバイク118車種について、最高速度が大きい順に並べた情報を記載しています。ここで言う最高速度とは、エンジンの最高出力が発生する際の、最も高いギヤでの速度であり、最高出力や走行抵抗は含まれておりません。
最高速度を上げるためには、エンジンの最高出力を上げる、回転数の上限を高める、ギヤ比を高くする、タイヤの外径を大きくする、空力の良いボディ形状にする等の方法があります。軽量化は最高速度には影響しませんが、最高速度に到達するまでの時間を短縮します。
当ランキングは50ccのバイクをMTとスクーターでランキングにして最後に総合的なランキングを作成しております。ぜひ参考にしてください。
原付で速いモデル最高速度ランキング (MT車)
ホンダ NSR50: 90.1km/h
- 水冷2ストローク単気筒エンジン
- 最高出力: 7.2PS/10,000rpm
- 最大トルク: 0.65kgf・m/7,500rpm
ホンダ NS50F: 87.7km/h
- 水冷2ストロークエンジン
- 最高出力: 7.2PS/10,000rpm
- 最大トルク: 0.65kg・m/7,500rpm
ホンダ CRM50: 84.5km/h
- 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒
- 最高出力: 7.2PS/9,500rpm
- 最大トルク: 0.63kg・m/7,500rpm
ホンダ NS-1: 81.9km/h
- 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒
- 最高出力: 7.2PS/10,000rpm
- 最大トルク: 0.65kg・m/7,500rpm
ヤマハ RZ50: 80.5km/h
- 水冷2ストロークエンジン
- 最高出力: 7.2PS/10,000rpm
- 最大トルク: 0.6kg・m/8,000rpm
原付で速いモデル最高速度ランキング (スクーター)
スズキ アドレスV50: 61.3km/h
- 強制空冷4サイクル単気筒
- 最高出力: 5.2PS/8,500rpm
- 最大トルク: 0.46kg・m/6,500rpm
ヤマハ VOXデラックス: 60.6km/h
- 水冷4ストロークSOHC3バルブ
- 最高出力: 4.5PS/8,500rpm
- 最大トルク: 0.43kg・m/6,500rpm
特記事項
- 上位は全て2ストロークエンジンを搭載した1980-1990年代のモデル
- 現在の排ガス規制では、これらの速度に匹敵するモデルの製造は困難
- スクーターは4ストロークエンジンが主流で、最高速度は2ストロークMT車に比べて低い
原付で速いモデル総合ランキングTOP5
ホンダ NSR50
-
- 最高速度: 90.1km/h
- 出力: 7.2PS/10,000rpm
- トルク: 0.65kgf・m/7,500rpm
- 特徴: 水冷2ストローク、12インチホイール、レーサーレプリカ
ホンダ NS50F
-
- 最高速度: 87.7km/h
- 出力: 7.2PS/10,000rpm
- トルク: 0.65kg・m/7,500rpm
- 特徴: 水冷2ストローク、17インチホイール、ハーフカウル
ホンダ CRM50
-
- 最高速度: 84.5km/h
- 出力: 7.2PS/9,500rpm
- トルク: 0.63kg・m/7,500rpm
- 特徴: 水冷2ストローク、オフロード仕様、前後ディスクブレーキ
ホンダ NS-1
-
- 最高速度: 81.9km/h
- 出力: 7.2PS/10,000rpm
- トルク: 0.65kg・m/7,500rpm
- 特徴: 水冷2ストローク、フルカウル、ヘルメット収納可能
ヤマハ RZ50
-
- 最高速度: 80.5km/h
- 出力: 7.2PS/10,000rpm
- トルク: 0.6kg・m/8,000rpm
- 特徴: 水冷2ストローク、ネイキッド、カンチレバー式モノショック
特記事項
- 上位5台は全て1980-1990年代の2ストロークエンジン搭載モデル
- 現代の排ガス規制では、これらの性能に匹敵する原付の製造は困難
- ホンダ製が上位を独占しており、特にNSR50は小径ホイールながら最高性能を誇る
- これらのモデルは現在でもレース用として人気が高い